ブラック企業かどうかの判断は難しいが管理職の待遇を見れば判別できることもある

ブラック企業かどうかの判断は難しいが管理職の待遇を見れば判別できることもある

過労死やうつ病発生などの基準で判断されるブラック企業度がある。

しかし、実際には入社してみないと分からないケースが多い。また、中小企業の実態を見ていけば完全にホワイト企業だという会社はあまり多くないのではないかと思っている。では、どうやって自分の身を守っていけばいいのだろうか。また、ホワイト企業までは届かなくても、どの程度までのグレー企業であれば入社しても問題ないのだろうか。

世間一般で言われるブラック企業基準

好き勝手に言っているサイトが多いのではないかと思う。ということは逆に、それだけ明確な基準がないのであるという裏返しでもある。実際に労働行政の基準を見てみよう。

引用:厚生労働省

上掲の画像は厚生労働省のサイトから引用したものである。定義していないという書き方をしているが厳密な定義が設けられないのだと筆者は思っている。

一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

厚生労働省のサイトより引用

ということもあり、わざわざ基準を設けてブラック企業だと認定することもナンセンスだろう。労働者自身がブラックだと感じても他の人からすればブラックではないこともある、甘受できるからと言って決してホワイトではないのである。

何を基準に考えたらいいのだろうか

仕事を決める際に、それぞれ人によって選ぶ順位は異なる。仕事内容をベースにする人、給与をベースにする人、働く場所、休日、職場環境…挙げればキリがない。

筆者自身の見解になるが、やはり従業員と家族の満足度をベースに考えた方が良いのではないかと思っている。これにしても明確な点数評価は難しいし、人によって見解は異なるものである。

ブラック企業に認定、というものではなくブラック企業度が世間一般からすれば高いのか低いのかといった議論しかできないのである。

従業員満足度よりも理想は家族満足度という基準

最近はワークライフバランス(WLB)という言葉が一般的になっているので、もはや説明するまでもないと思うが、仕事も家庭も両立出来ることが大切だと思っている。

家事や育児は妻に任せっぱなし、帰宅が遅い、子どもとコミュニケーションを取れるのは週末だけ、休日でも家族サービスできない、などといったことはしばしば聞かれる。

管理職の福利厚生には一番注意をしろ

会社に在籍をしていく上で、社歴が長いほど管理職への登用の問題が出てくる。組織で運営する以上、どこに行っても同じであるし、所得の問題との兼ね合いが大きくなってくる。

給与は上がるが、責任が増すのでやりたくない。帰宅時間の問題、転勤の問題、休日の問題、会社によって課題は異なる。

面接などの際に余力があれば、管理職の人の福利厚生について聞くことができればなお良いと言えるだろう。有給はきちんと取れているのか、給与水準、残業など。

管理職の待遇が分かれば、一般職の待遇や職場環境も想像がつくケースが多い。そういった点で管理職の待遇は是非把握したいものだ。数年後は、あなた自身がその立場にいるかもしれないのだから。

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