転職エージェントを経由して、こんな風に扱われてしまったという実例

転職エージェントを経由して、こんな風に扱われてしまったという実例

日ごろ転職活動を行う際に、転職エージェントを一番多く活用している。

今回、受けた実例を少し記載させてもらう。今まで、それなりの企業数の面接試験を受けてきた実績はあるが、これから紹介するような経験は初めてだった。特に社名などは公表しないが、転職希望者に向けた記事として書かせてもらうことにした。募集主の企業は採否結果をエージェント経由で連絡するため、こういったことも日常的にあるのだろうか。日ごろ採用を行う側としては少し寂しいものである。

応募先企業は現職と競合になる人材アウトソーシング系会社

本社は東京にあるが、当面の勤務先は名古屋の支社だということで応募をさせてもらった。もちろん、ほかにも理由はあるが、現職における仕事内容と酷似していること、新卒採用にも力を入れているということで希望にも沿っていた。

あとは何よりも、自動車や航空機産業などの主要顧客を持っており、将来的な展望も明るいのではないかという思惑もあった。どちらかというと技術系の会社なので、魅力的に映ったことも決めての1つだった。

顛末を時系列で表記してみた

転職エージェントを通じて「採用担当」へ応募

応募先は上記企業の名古屋支社で勤務をする案件である。応募に至った経緯は既に記載させてもらったが、顛末を書いておきたいと思う。

応募先企業にて一次選考(面接)の実施

リクルートキャリア内での選考フローは知る由もないが、恐らく社内選考は通過できたのであろう。その後、応募先企業で一次選考を実施して頂けるということで、訪問させてもらった。

当日は会社説明等はなく、現地について間もなく一次選考が始まった。もう、少し前なので役職名や名前は忘れてしまったが、部課長クラスだったと記憶している。中途採用キャリア選考ではよくあることだが、こちらが持っているキャリアで何ができるのか、どんな貢献をしてくれるのだと、細々とした質疑応答が繰り広げられた。

小一時間くらいだったか、いろいろやり取りをして終了。もともと、現職のしばりがキツく、平日に採用選考に参加することができないため、土日の実施を深々とお願いしてその日は帰途に就いた。なお、選考結果は2週間ほどはかかると言われていた。

当初の予定よりも大幅に繰り上げて一次選考通過の連絡

翌週にはもうもう一次選考通過の連絡が無事に筆者の元に届けられた。企業イメージや業種、そして自身のキャリアアップにも繋がるのではないかとおもっていたこともあり、率直に嬉しかったことを覚えている。

ただ、予定よりも大幅にスケジュールが前倒しされたため、なにがあったのだろうかと疑問にも感じたのも事実である。

エージェントに確認したところ、たまたま面接担当者のスケジュール調整がすんなり行ったのだとか。なお、この時点で次回選考は土日での開催をお願いしており、ここに関しては先方企業も承諾をもらっていた。

コロナ禍という状況で選考延期の連絡が届いた

もちろん真相は分からないが、主要顧客がコロナの影響をまともに受けた企業だったため、オーダーが冷え込んでしまい、先行不透明のために求人募集を延期したと勝手に想像している。

現に言われたのは、次回予定は未定だということ。連絡をもらう側としては、このままペンディングにたのは、次回予定は未定だということ。連絡をもらう側としては、このままペンディングになることも覚悟していた。

その後、5月末頃だったかと思うが、1度エージェントを通じて平日選考の打診を頂いた。前回、一次選考の場で休日開催についてはお願いをしていると伝えたところ、エージェントが応募先企業に打診してみるということだった。

しかし、結果は次の通り。面接時は内諾を頂いていたものの、少し状況が変わったのかもしれないと思うしかなかった。

実際のメール文面

2ヶ月待った結果が面接実施なしでの不採用

前回、エージェントからもらった連絡が2020年6月8日だった。しばらく、音沙汰なしの状態が続き、約2ヶ月が経過したところで1通のメールが来た。

端的に言えば、不採用連絡だった。

実際のメール文面

そこには求人募集が見直しになったと書かれていたので、やはりコロナ禍の中で、先行きが不透明になったか、業績不振で間接部門の採用どころではなくなってしまったのだろうと思うに至った。

業績不振ではなく、別の理由があったらしい

最終不採用の連絡をもらって2週間くらいだろうか。実は別のエージェントの案件一覧の中で、今回の応募先企業が同じ職種で募集をしているのを目にした。驚いたと言うべきか、動揺したと言うべきか、複雑な心境だった。

その後、今回選考の際にお世話になったエージェントでも再募集されているのを確認している。やはり、納得できない部分もあり、確認をさせてもらった。

実際のメール文面

ちなみに内容としては採用要件の変更とのこと。応募者側としては具体的にどう変わったのかと聞きたいところだが、後の祭りというか今さら聞いたところで判定が覆ることもないだろうし、大人しくしておかなければと思っている。

まとめ:企業にとってエージェントは駒か?

募集をする企業側にとって、エージェントは駒みたいなものだと言えるだろう。たくさんのエージェントに声をかけて、たくさんの応募を募ったとしても内定に至る人は、たかだか1~2人と言った所であろう。

さらに応募者への採否連絡は全てエージェントからと言う。企業にとっては「楽」が出来るという点が、今回の事例を生み出してしまっているのではないだろうか。もっとも、筆者もそれなりに長いこと、エージェントとはお付き合いさせてもらっているが、今回のようなケースは初めてである。

こういったことを経験する応募者を増やさないで頂きたいものである。

転職エージェントは駒ではない、募集企業側も誠意をもって採用活動を行って頂きたいものである。

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