タウンワーク枠得プランは年間契約ではなくて3カ月くらいのプランが妥当ではないか

タウンワーク枠得プランは年間契約ではなくて3カ月くらいのプランが妥当ではないか

急激に不景気になると長期契約プラン自体が足かせになるケースがある。

今回、コロナショックと言われる不景気の中、年間契約で結んできたタウンワーク枠得プランが完全にマイナスの方向で足を引っ張ってしまっている。年間契約で結べば経費が削減できるということで始めたが今では完全にお荷物だ。いろいろ考えた場合に、やはりコストはかかってもリスクを考えれば短期契約の方が妥当なのかもしれない。

タウンワーク枠得プランの構造

内部ではタウンワークβ版と呼ばれるようだが、β版ということは非常に簡素化してあるということだ。原稿に写真は挿入できず、掲載としても下位での表示になるので即効性だとか絶大な効果はやはり望めない。

タウンワーク枠得
リクルートメディアガイドより

これはリクルートの営業担当者も公言しているが、長期で掲載をして採用ができない案件は個別に他のプランで掲載する。そして採用していくというスタンスの商品になる。

料金プランとしては非常に明快になっている。10枠単位から購入をすることができ、1000枠単位まで。上限が1000枠ということではなくて、たとえば2000枠の案件を掲載したい場合は、1000枠単位を2本購入するだけの話なので、そもそも枠の上限がないに等しい。もちろんそんな企業はないと思うが。

コンビニや飲食などチェーン店(FC店)を多く抱える本部、就業先を多く抱える人材派遣業が主な利用顧客ということになるだろう。ちなみに、筆者の業種は後者になる。

実際にどれくらいの経費が圧縮できるのか

タウンワーク枠得プラン

リクルートメディアガイドより

タウンワーク枠得プランアドバンス

リクルートメディアガイドより

通常の枠得プランで100枠購入した場合(人材派遣業界の場合)で見てみる。つど割プランなどを考慮しない場合

1ヶ月ごとのプランで6ヶ月契約した場合は枠単価が2,000円、6カ月プランで契約すれば枠単価は1,800円。200円の差額で100枠、6ヶ月の期間では200×100×6=120,000円の経費削減となる。

1ヶ月の期間で見れば20,000円の経費削減となる。この金額が高いと感じるか、安いと感じるかはそれぞれの尺度の違いかもしれない。

筆者は1年間の契約をしていたため、年間24万円の経費削減、1ヶ月あたりでは上記同様20,000円の経費削減で実は変わらないのである。長期で契約しても実質は変わらないのである。

今回発生してしまったトラブル

コロナショックで募集案件数が確保できなくなってしまったのである。筆者の会社は50枠の案件で契約していたが35枠くらいまでしか確保できず、15枠が無駄になってしまったのである。

もともと長期での契約だったので案件がショートしたとしても請求額は変わらないだろうと覚悟はしていたつもりだ。

有事の際でもスタンスは変わらないリクルートの見解

さすが日本一の求人メディア会社、やはり大手には逆らえないというのが実態かもしれない。仮に案件がショートしても、減額はなし。また、請求の先延ばしなどの措置も一切なし。しかし、あくまでも2020年4月10日時点での見解なので、今後の変化があるかは分からない。

枠得を使うような会社は資金力があるだろうと考えているのがリクルートなのだろうか、詳細は分からないが多少は検討してもらいたかったものである。

仲介の立場にあるリクルート代理店の見解

減額は出来ないけれど、代理店側の方で案件をコピー、および再構築を行ってくれるという提案もなされたが、それは既に自社で取り組んでいることなので低調にお断りした。

違う求人メディア会社の暫定的な措置(ディップ)

バイトルでも同じような形で枠商品を購入している。こちらは倍の100枠、案件数が減ったことを相談したところ、会社の中で揉んでもらい掲載ストップとともに支払を向こう6ヶ月間以内であれば先送りにすることもできるという提案をもらった。

リクルートは機械的、ディップは温情的

もちろん掲載したもの、掲載するものに対して支払いが発生するのは債権債務の関係で学生時代に法的なものも含めて学んできた立場なのでよく分かる。景気が良いときはなかなか意識しないが、悪くなることも十分あり得る。

長期で契約するのであれば、3ヶ月くらいで無難に枠数を確保した方が募集会社としては建設的なのかもしれない。筆者の所属する部署は少なくとも失敗している。残り契約期間が2ヶ月というところだったので助かったが、これが1年契約を結んだ初月だったりしたらぞっとしたと思う。

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