求人広告メディアの営業職は自社ブランドのメディアをあまり推さなくなった

求人広告メディアの営業職は自社ブランドのメディアをあまり推さなくなった

日頃、求人メディアの掲載を担当している兼ね合いもあり、そういったメディアの会社から営業提案を受けることが多々ある。

新規の会社だけでなく、既存の取引先でも同様に受ける。しかし、時代の流れなのだろうか、自社のメディアを推される機会は大きく減ったように感じる。最近は全てindeedに帰結した営業が多いように感じるが、実際のところどうなのだろうか。

自社サイト自体の集客力が落ちている

求職者の窓口として最近スタンダードな地位を確立しているindeed、仕事検索のあり方を大きく変えたGoogle、yahoo!の通常検索。

従前のように、このサイトを見て、この仕事に応募しようというスタンスが主流ではなくなりつつある。最近は、仕事検索も1つのサイトで検索従前のように、このサイトを見て、この仕事に応募しようというスタンスが主流ではなくなりつつある。最近は、仕事検索も1つのサイトで検索、選択、応募が可能な時代になってしまったのである。

それが歴史ある求人メディア「an」をクローズに追い込んだ理由の1つでもある。

新規開設となるメディアが非常に少ない

いろいろなコストをかけて新規メディアを開設するところまで至らないのだと思う。紙のメディアはコストがかかる、インターネットメディアであればシステム的な面で精通した担当者を置かなければならない。

さらにネットメディアであればSEO対策を取らなければ媒体の価値が低いものだと扱われてしまうだろう。その対策についても多額の経費が掛かるため容易に参入ができないのかもしれない。

ビジネスはあくまでも売上や利益あってこそのもの。そういったものが回収しにくい分野であれば新規参入は非常に少なくなるのも納得できる。

営業担当はだいたいindeedを口にする

indeedやGoogle for jobs、Yahoo!しごと検索のような仕事検索サイトが勢力を拡大していることもあり、求職者のスタンスも大きく変わってしまった。

求職者も合理化を求める時代になってしまったのだろうか、それとも片手間で仕事を探したいということなのだろうか。採用に関する仕事をする身としては少々寂しさも感じる。

求職者あっての求人サイトなので、求職者の状況が大きく変わる以上、方向転換を余儀なくされるということなのかもしれない。

筆者は採用担当の仕事をしているため、やはり日頃からいろいろな営業提案を受ける。すでに取引頂いている会社だけでなく、新規の会社も同様である。ただ、皆さんが口をそろえて言われるのが「最近の人の集まりはどうですか」「弊社の求人サイトはindeedとの連携を高めています」そんな言葉から入っていく。

営業を受けた際に頂戴した2つの資料がある。実は2社とも元々は紙メディアの会社である。1社は求人誌を発行している会社、もう1社は新聞広告の中に織り込まれるタイプの求人広告を発行している会社である。

もともとの企業の興りは紙メディアからスタートしたもののいつの間にかindeedへの積極連携を行っていることは既に説明した通りである。

結果的にはメディアのブランド力は無意味かもしれない

メディアのブランド力はあまり意味をなさなくなるのかもしれない。一部、タウンワークのように既に強力なブランディングのあるものは別だが、それ以外の差がなくなってしまったのかもしれない。

indeedで検索をかけても実はタウンワーク以外のメディアがppc広告で表示されることが多い。しかも、それらのメディア名は長いこと採用に携わっている筆者でもあまり聞いたことのないものも多々ある。もちろん、勉強不足ということもあるとは思うが、知名度だけで言えば劣るものも多いと思う。

全然知名度はないが、SEO対策をガンガン行って検索で上位表示されるメディアが近い将来出てくるかもしれない。結果として、求職者や会社における集客力も高まるので相乗効果が見込めるのは事実だと思う。

採用担当者向けカテゴリの最新記事