さすがは日本一のメディア会社リクルート、企業からお金を引き出す上手さに長けたリクルートの手法

さすがは日本一のメディア会社リクルート、企業からお金を引き出す上手さに長けたリクルートの手法

求人広告メディア会社としてはやはりトップを走り続けるリクルートホールディングという会社がある。

筆者も会社としてお付き合いをさせてもらっているが、頭が良い頭脳集団というイメージが強い。営業提案が上手いというよりは、いろいろな手法を使って企業からお金を引き出す方法が上手いなと感じる。うまい所を実例をもとに紹介したい。

リクルートの求人メディアって実は少ない

正社員向けだったり、アルバイト向けだったり、内容はそれぞれ違うが、「リクナビ(NEXT・派遣)」、「はたらいく」、「タウンワーク(社員)」「とらばーゆ」の4本しかない。

正確に言えば、1つのメディアで複数版の発行がある場合もあるので、もう少しあるが、だいたいこんな感じだと思ってもらって間違いない。

直接、商品を販売することはなくなったリクルート社

新卒向けのリクナビを除いて、リクルートホールディングスの各社が直接的に商品を販売することがなくなってしまった。販売はリクルートの代理店と言われる全くの別法人が販売をしている。代理店なので、あくまでも資本関係はない。

そういった背景もあり、数年前から代理店の後方支援部隊のような位置づけになっており、販売促進のようなセット売りだとか、新しい企画を作り出しては販売をしている。

リクルートにおける新しい販売促進の手法の具体例

それぞれの商品にいろんな企画がある。使ったことのないプランもまだまだたくさんあるため、全部は説明し切れないが、本サイトでも取り上げたことのある「タウンワーク枠得プラン」もその1つである。

リクルートが発行する枠得プランってどういったものなのか

1つの法人で複数勤務地のあるケース、例えばコンビニや飲食店などの本部、FC運営者、そして派遣会社なんかは全国各地でたくさんの求人案件を抱えている。そういった場合に1案件ずつ正価で載せていてはコストがかさんでしまう。

タウンワークの紙面に掲載すれば、ほぼ自動的にインターネット版にも案件が掲載されるが、それよりも下の位置に掲載してくれるβ版が「枠得」ということになる。

これもタウンワークから派生した一商品である。

うまいなと感じるのは実はここから。通常の枠得プランでは掲載順位的に物足らないという企業に対しては「アドバンス」プランという、一段階ではあるが値段の高い商品も用意されている。

サーチローテーションやiプラスといった商品も同様

主にネット版のタウンワークで効力が発生するオプションだが、indeedでの発見性、ネット版のタウンワークで発見性を高めてもらうためのオプションだ。見えない部分も多く、不確定要素は多いが緊急の課題を抱えている会社であれば、気になる存在であることは間違いない。

ただし、indeedは他社と競合する部分が多くあるのも事実。いろいろな見極めをして、自社にとって有益なプランを見つけたいものだ。

少し気になる点を挙げるとすれば、iプラス3にさらにサーチローテーションを追加するとそれだけで価格が26,000円。タウンワークの紙面に掲載する場合よりも高価な商品になってしまっていることだろうか。

リクルートメディアガイド

リクルートはまだまだ新しいプランも生み出してくるはず

企業の採用担当の一人として、毎年いろいろなプランがリリースされるのを見てきた。リクルート側としては企業の採用成功のために、とはいうものの広告費を支払する立場としては、手法が非常に巧いなとしか思えない。

サーチローテーションは新たにサーチローテンション2などといったものが発表され、枠得プランについてはそのうち「枠得プランスーパーアドバンス」なるものが出てくるのではないかと思っている。

ネットでは上位掲示をされること自体が「絶対的な善としての」営業を受ける身としては、後日、やっぱり出てきたなと思うことも多々あるものである。しかし、それに乗らざるを得ない現状があるのも事実。

indeedの台頭により、各求人サイトのブランドが低下しているのは、筆者の別ブログになるがanのサイトクローズの件で紹介した通りである。

そうした中で既存の求人メディアとしても、生き残りをかけているので新しいプランを生み出さざるを得ないという状況なのだろう。

求人活動は必要性に駆られて行うものだからこそかわざるを得ない

日常生活でお金に余裕があれば買うもの、時間があれば買うものとは違い、求人活動はどうしても採用をしなければいけないから行うものである。

とすれば、企業としては経費を掛けざるを得ないのである。採用が出来なければいろいろ困るからである。ガソリンが入っていなければ走れない自動車と一緒で、必要だから買うのである。

そういった点では売る方としても、営業がしやすいのかもしれない。

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